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遠藤あや税理士事務所 所長 遠藤 亜耶 氏
大阪府大阪市北区

「将来は手に職を」というお母様の言葉を実現し、顧問先様と共に成長しながら頼られる存在となられた女性税理士の遠藤亜耶先生にお話を聞いてきました。

        インタビュアー:水谷 真紀子




Q 
"税理士"に興味を持ったきっかけはなんですか?


 幼いころから母に「手に職を」と言われていたことが大きな意味でのきっかけかもしれません。母の言葉の影響もあって専門知識を身につけよう!と商業高校の情報システム科を選びました。ところが、メインであるはずのプログラミングや情報システムの授業には全く興味が持てず、逆におまけとしてあった会計・簿記の授業が面白くてどんどんそちらに興味が湧き、のめりこんでいきました。高校3年生になってすぐの頃には、会計の道に進み税理士になって独立開業しようと決意していました。

 色々調べる中で読んだ"なるにはブックス"で、一国一城の主になれる、自分の実力次第で進んでいけるということを知って、より思いを深めたのと、母に「税理士になる」と伝えた際に思いのほか喜んでくれたことも後押しとなりました。

 同時にネガティブな情報にも多く触れました。例えば、10年後にはなくなる職業ランキングに当時からランクインしていましたし、参加していた税理士の座談会でも、一代で税理士事務所を築いていくのは大変、業界的にも今後縮小していく流れだというようなことも聞いたりしました。そういうことを見聞きする中で、一人でやるには大変だな、信用出来る人は誰だろうと考えたときに、家族しかいないと思い、当時将来のことを何も考えていなかった1歳下の17歳の妹を1年かけて同じ道に進むよう説得しました。





Q 実際に2008年に業界に入られて想像していたこととのギャップはありましたか?


 ありました。業界に入る時点で一通りの会計・税務の知識を学び終えてから就職をしていましたが、実際に働き始めると試験合格のために必要だったはずの知識はあまり役には立たず、また違った意味での知識が必要で、結局は一から実務面を勉強しなおさないといけなくて正直戸惑いました。

 また、私見ですが税理士をスタイリッシュな仕事とイメージしていたため、実際には結構泥臭い仕事でそこにもギャップを感じました。

 勤務をしていた税理士事務所は、お客様の規模がさまざまで小さなところについては領収証をお預かりして一から全部こちらで入力してまるまる引き受けるという仕事も多かったです。そのため細かなことにも全てに対応する必要があり、はじめはそれを覚えること、対応することに必死でした。

 また、会計の"知識"さえあればある程度カバーできると思っていたのですが、それ以前にお客様と対応するための基本的なマナーや会計事務所独特の業務の流れ、周辺知識の習得なども必須でしたので、当時は怒られながらもとにかく必死で調べ一生懸命対応していました。今となってはそれが糧になっています。





Q 
2013年に念願の開業をされていますが、その頃のことを教えてください。


 最初の頃は断らないというか、断り方が分からずなんでも引き受けていました。自分には荷が重すぎてプレッシャーを感じるような仕事でも二つ返事でオッケーをして引き受けていました。そのおかげで一つ一つの仕事に要する時間の見積もりが大幅に狂うことが多く、管理しきれないから足りない時間を休日から充当する、の繰り返しとなり、がむしゃらに働く形で2年くらいは休みなしで仕事をこなしていました。

 ただ、それではいけないと気づき、時間の使い方が上手な人の真似をしようと決めてから、少しずつですがうまく回るようになってきました。





Q 時間の使い方が上手な人というのは?


 一つはお客様です。お客様から教えていただくことはとても多いです。時間の使い方に限らずですが、「一つのことを極めよう」とされている方や既に極めてさらに磨いていらっしゃる方が多く、尊敬出来ますし、気持ちなど共感出来る方が本当に多いです。その意味でお客様にとても恵まれています。

 もう一つは、セミナーから学んだ内容です。名南経営主催のセミナーにも色々と参加させてもらっていますが、以前参加した労働生産性のセミナーをきっかけに、売上と労働時間を意識し始めました。それ以外にもなにか学んで持って帰れることが多いです。






Q ありがとうございます。弊社がそんな風にきっかけの一つを提供出来ていたとは嬉しい限りです。
今弊社のMyKomonも活用いただいていますが、どんな風に使っていいただいているか教えていただけますか?


 大きく分けて2つあります。一つは名南経営という税理士法人が、これまで長い年月をかけて積み上げてこられた仕組みを同じように使えるということです。開業間もない頃から導入させてもらっているので、手探りの段階から最終形のイメージを見て方向性を確認でき、またそれがひとつの羅針盤にもなっています。

 もう一つは情報です。今の時代、調べれば情報はいくらでも掘り起こせます。ただその調べる時間や、どれが重要なものか、そして正しい情報なのかを精査するのがとても大変です。MyKomonにはまとまった情報が必要なタイミングで必要な分だけ公開されています。情報を収集するだけでなく、発信も出来るので、本当にありがたいです。






Q ありがとうございます。 情報収集というところでは、先生はとても積極的に情報収集をされている印象があります。


 そうですね。いろんな場に顔を出していましたし、"断りません"でしたからね。最近は他士業の先生との繋がりの重要性を感じる機会がより多くあるのでそういう会には積極的に参加をしています。一緒に仕事をさせてもらったり何かあれば相談したり、相談されたりとお互いにいい関係が出来てきました。






Q 困ったときに相談出来るブレーンというのは本当に大切ですよね。
これまで、今までのお話を色々お伺いしましたが、今後のことも聞かせていただけますか?


 実は2016年の課題は"仕組化"でした。所内の仕組みを整え、少しずつ形になりつつありますが、2017年も継続していく必要性は感じています。具体的にはクラウドへ切替をして、所内業務を省力化しました。そのことで時間ができて、お客様にお返しする時間が増えつつあります。最小の力で最大のことをしたいと考えているので、クラウドには大きな可能性を感じています。

 時代の流れに逆らうのは大変ですし、不可能と思っているので時代の波を乗りこなすぐらいの気持ちを持っていたいと思っています。変化を受け入れる心と変化に対応できる体制を常に心がけています。





Q 
ありがとうございます。
最後にご覧になっている経営者の皆さまへ一言お願いします。


 自分を信じひたすらまっすぐに税理士の道を進んできました。同じようにご自身の事業に、前向きに、一生懸命取り組まれている経営者の方をサポートしたいと考えています。

 なにか困ったときに一番に顔が浮かぶ相談相手になれるよう、これからも自己研鑽を心がけ、日々頑張っていこうと思います。


遠藤あや税理士事務所
http://www.e-tax123.jp/



遠藤先生、本当にありがとうございました!

2016.12
※本インタビューページの内容は、公開日時点での情報となっております。

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