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吉田信康税理士事務所 代表 吉田信康 氏
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  「記帳代行をメイン業務にはしたくない」という強いポリシーをもち、顧問先以外の一般の方までも対象とする会計ソフトセミナーを長年続けている。「仕訳を一切説明しない」というユニークな発想でベストセラーになった「超簡単経理術」の書籍とMyKomonの積極的利用と、記帳代行をしないことで、お客様の納得できる料金体系を構築し、結果的に開業以来8年間増収増益を続けている。これは新しい会計事務所のあり方を実践しているのではないだろうか。
インタビュアー:MyKomonプロジェクト 久保 哲也

Q 経営理念をお聞かせください。

 ここで美辞麗句を並べ立てる税理士も多いでしょうけど(笑)、まず逆にお聞きしたいのですが、この応接間は明るくて広いと思いませんか。しかも、駅前でお客様が来られるには非常に便利なところだと思っています。

 従来の会計事務所は、場所なんかはどこでもよくて事務所側が巡回と称して訪問するスタイルが大半だったと思いますが、当事務所は駅前なのでできるだけ来てくださいとお願いします。私もその方がより多くのお客様とお会いできます。この応接間でトコトン話をします。

 つまり、私の経営理念は「フェース・トゥー・フェースの駅前事務所」なのですね。(笑)

Q お客様へはどのようなサービスを提供されていますか?

 お客様はなぜ会計事務所に来られるかというと、要するに自社の経理を何とか楽にしたいというニーズですよね。まずその最大のニーズに全力でお応えします。ここで自計化のための入力指導をするのですけど、入力する前提として、いかに楽に簡単に経理を理解していただくことに重点をおいています。そのノウハウをまとめた本が「小さな会社の超簡単経理」と「個人事業の超簡単経理」(パル出版)です。

 正直な話、まず経理のケの字くらいはやはり理解していただかないと、会計ソフトの入力はできないのです。会計ソフトについては「弥生会計」を推奨し、公認のセミナーを随時行っています。

 結果的に記帳代行を会計事務所でしませんので、相談業務がメインのサービスになってきますね。生命保険や損害保険の代理店、最近では証券仲介業の登録までしました。別に代理店戦略を考えたわけでもなく、お客様のニーズに応えていたら結果的にそうなったというのが真相ですけど。

Q 現在行っている取り組みについて教えてください。

 いかにお客様の相談に的確にお応えできるかということを考えたら、世の中の変化に対応し、会計事務所、つまり税理士自身のレベルアップをするしかないのですね。

 私自身も研修はいろいろ参加していますけど、簿記会計や新設法人のセミナー、証券税制のセミナーなど何でも講師をやっていることが最大の研修ですね。人の話を聞くより、人に教えることの方が余程大変です。10回セミナーを受けるより、1回でも自分がセミナー講師を務めることの方が効果絶大です。しかも、そのセミナーの受講相手が税理士なら余計勉強せざるをえない。

 しかし、もっと勉強せざるを得ないのは本の執筆活動です。今まで4種類の書籍を出版してきましたが、本の執筆はセミナーの100回分くらい(笑)。それくらい大変です。「ここ間違っているよ」といわれても困りますので、やはり必死に取り組んでいます。

 でもおかげさまで、その本のおかげで顧問先もかなり増えました。本を読んでから来られる方はまず顧問契約を断らない。ありがたいことです。それと、ホームページで相乗効果がでているのでしょう。ただ単にホームページだけではアクセスは伸びないのですね。

 それと講師や本を執筆していて本当に思うのですけど、今の世の中、「難しいことをいかにやさしく伝えること」が要求されていると思うのです。今売れているベストセラーは確かに難しくない文体ですよね。その訓練を常日頃からやっていることも重要だと思います。

Q 今後の展望について教えてください。

 事務所の規模は大きくしないかもしれません(笑)。税理士一人が見られる企業数は限られます。組織を拡大すれば、顧問先は増やせるかもしれませんが、まだまだそういう意味では、ハッタリもミエも嫌いな方です(笑)。

 自分の大事なお客様と一緒に悩み、一緒に笑い、そして共に成長していきたい。将来上場企業を育てたいという夢もありますよ。一応証券会社にいた訳ですから。そうやって私を育ててくれた証券界に少しでも恩返しもしたいと思っています。


Q 最後に経営者の方へメッセージをお願いします。

 最後に少し変なことを申し上げましょう(笑)。私が営業マンをやっていた時、私の上司であったトップセールスマンが教えてくれた言葉があります。営業の極意とは「teleportation」だと。

 これはどういうことかというと、相手が話しているときに、相手の内面に「teleportation」して瞬時に自分の姿が見られるかどうかが営業の極意だということなのです。つまり話しながら、相手が何を考え自分をどう見ているかを瞬時に把握できれば、営業なんか簡単だという話です。

 幸いにして今税理士として営業マンではありません。何もセールスする必要もありません。
 でもお客様の内面に飛び込んでお客様が何を考え、そして自分に何を求めているか分かることは絶対的に必要なことです。しかも税理士としてもっと自由に、しかも信頼を前提に積極的に「teleportation」できるのです。お客様側としてもそれを分かって欲しいと心から願っているはずです。

  でも、この重要なことに気づいていない税理士も多いのではないかとも思います。誰よりもあなた自身や会社のことを分かっている税理士自身が、誰よりもやさしく教えてくれ相談にも乗ってくれる。これなら他の事務所に負けるはずないと思っています。

  ですから、こういうことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、自分の処理できるキャパシティ以上お客様を増やさないかもしれませんね。それこそ新規の問い合わせがあっても、「すいません。キャンセル待ちで多分2年くらいお待ちいただきます・・・。」と。これなら本当に「行列のできる税理士事務所」ですよね。(笑)

  要するにハッタリでもなんでもなく、本当にお客様が満足できる、そして自分自身も納得できる仕事をやり続けていきたいですね。

2006.07

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